エリロには二つの顔があります。小さく親密なブティックの隠れ家でありながら、壮大なアルプスの景観に抱かれていること。そして時が静止し、五感が呼び覚まされる場所であること。すべてが含まれたこのリトリートには必要なものがそろい、自分のペースで探索する余白もあります。山の上へと運ぶシャトルやスキーパス、冒険心をかき立てるスノーシューやハイキングポール、そしてくつろぎを新たな高みへと導く上質なスパ。標高1,550メートルのこの地では、世界の頂に立っているかのような感覚に包まれます。
オーストリア、エーアヴァルトの雄大な景色が、エリロの舞台です。すべての要素が自然界との調和を考えて丁寧に作られ、客室に流れる木の色合いは、地元の森から持続可能な方法で切り出した木材によるもの。ガラスのカーテンウォールが、チロルの見事な眺めへと視線を導きます。テクノロジーは最小限に抑え、眺望を最大限に。冬には暖炉の薪がはぜる音が響きます。ルーフトップスイートには専用サウナも。山から着想を得た体験がそろうエリロのスパへの、完璧な序章。
ここでの日々はアルプスの伝統に根ざし、ときにとてもシンプルな方法で自然と(再び)つながるよう誘います。ゆったりとした裸足のハイキングでは、肌に陽射しを、足裏に苔を感じて。ホテルの自転車で景色のなかへ走り出すのも、ガイドと山へ分け入るのも、峰々へと上るロープウェイに乗るのも自由。エリロに戻れば、ホテルの象徴でもあるレストランで暖炉の火が勢いよく燃えています。
エリロのメニューは、手つかずの自然の美しさ、移ろう季節、刻々と変わる空をとらえたもの。レストランezzanでは、シェフが店の中心で燃える伝統的な直火fuirで調理することもしばしば。器も皿の代わりに、なめらかな小石や苔に覆われた木の板を使い、より自然な盛り付けにしています。山でのハイキングやスキーを楽しんだ朝のあとには、これ以上ないほど魅力的な食卓が待っています。
キッチンのコンセプトは、地域に根ざした厳格なガイドラインに基づいています。使うのはアルプス産の食材だけ。オリーブオイルや南国のフルーツ、魚介類は使いません。キッチンチームはゼロウェイストの理念を徹底し、その時季に手に入る旬の食材に合わせて料理を考案。ホテル宿泊者専用のレストランです。
ホテル外からの利用も可能なもう一つのレストラン。伝統料理に、現代的で地域色豊かなアレンジを加えた料理を提供しています。営業はランチのみ。
ホテルを囲む息をのむ景観に着想を得たエリロのスパは、自然の要素がテーマ。リラクゼーションプールは三つあります。シンギングボウルの音の波に包まれる静かな瞑想の洞窟。血行を促す温水のTaja。そして360度のチロルの景色とともに湯浴みが楽しめるPanorama Pool。トウヒ材のサウナで体を伸ばしたら、飛び石を渡ってフィンランド式サウナへ。その後は、わらが巣のような繭をつくり、自然をテーマにした映像が流れるサウンド&リラクゼーションルームへ。ヴェッターシュタイン山塊に面したベランダ付きのトリートメントルーム、Lebentiもあります。
ホテル住所
eriro
アクセス