ヴェネツィアのパラッツォと聞いて思い描く姿は、きっとエイト・ホテル・ヴェネツィアそのもの。窓の外をゴンドラが滑るように行き交い、床にはつややかな寄木張りが続き、街の名所へは歩いてすぐ。最もこぢんまりとしたスタジオタイプの客室でさえ、豪華な壁紙とスレート張りのバスルームを備えています。スイートには、パラッツォが栄華を誇った時代のアンティークや建築当初の意匠がふんだんに残ります。ホテルの至宝ともいえるのがEight Suite。フレスコ画の天井を仰ぎ、大きく開け放った窓の向こうには、ルネサンスの優美さをたたえた広場カンポの全景が広がります。
エイト・ホテル・ヴェネツィアの美しさは、細部にこそ宿ります。大理石のバスタブから見上げるステンドグラスの窓。ムラーノガラスのシャンデリアが放つやわらかな光の中から、こちらを見下ろす手描きの天使たち。夕食から戻り、石の階段を上がるときの靴音。そして、モノクロームの大理石のバーで響くマティーニグラスの音。
ホテルのレストランは、うっとりするほどダークで陰影に富んだ空間。親密なディナーや丁寧に仕立てたカクテルを楽しむのにふさわしい場所です。一歩外へ出れば、ヴェネツィアの至宝が次々と目の前に現れます。気の向くままに歩いて、白いファサードの同名の教会が建つサンタ・マリア・フォルモーザ広場へ。周囲では、パラッツォが「最も美しい」の称号を競い合うように並んでいます。細い路地や昔の姿をほぼとどめるゴシック建築の間を縫ってサン・マルコ広場やリアルト橋まで足を延ばし、散策のあとはホテルに戻って寝酒のネグローニを。完璧に整えられたベッドが待っています。
朝食から夕食、そしてその後まで、エイト・ホテル・ヴェネツィアの食は地元の味覚と上質な食材への賛歌。一日の始まりには、口の中でとろけるペストリーと、もちろんカフェを。締めくくりは、夢のような雰囲気に包まれた大理石づくりのバーで、独創的な料理と上質なイタリアワインを。最後にエスプレッソを一杯いかが。なにしろ、ここはヴェネツィアなのですから。
パラッツォの趣ある空間で、地元の伝統と新たな試みが対話する料理。ランチとディナーには、古典的なレシピを現代的な感性で再解釈したグルメメニューを用意しています。
ホテル住所
Eight Hotel Venezia
アクセス